過敏性腸症候群
  (Irritable Bowel Syndrome IBS)

このような症状でお悩みの方は過敏性腸症候群かもしれません。

概要

おなかの痛みや不快感があり、それに関連して下痢や便秘といった便通異常が数か月以上続く状態で、大腸に腫瘍(がんやポリープなど)や炎症などの病気がない場合に考えられる疾患です。

頻度はおよそ15%と言われ、10~40歳代に多く年齢とともに減ってくるよく見られる疾患です。男性は下痢型、女性は便秘型が多い傾向にあります。

原因

脳腸相関、消化管運動異常、知覚過敏が原因と考えられています。
細菌やウイルスによる感染性腸炎の治った後に発症することもあります。

診断

腹痛を伴う便通異常(下痢、便秘)があり排便による症状改善を認め、行動制限状態において症状増悪がある場合IBSと診断します。

必要に応じ血液検査、腹部レントゲン検査、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を行い甲状腺疾患、大腸がんや炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)でないことを確認します。

治療

薬物療法(症状に合わせ以下の薬を処方します。)

セロトニン受容体拮抗薬(イリボー)
高分子重合体(コロネル、ポリフル)
消化管運動機能改善薬(セレキノン)
乳酸菌製剤(ビオフェルミン、ラックB、みやBM)
下剤(酸化マグネシウム、アローゼン、リンゼス、アミティーザ、グーフィス)
抗コリン剤(ブスコパン)

日常生活の中で気を付ける事

  1. 充分な睡眠をとりましょう
  2. 運動:散歩やジョギングなど体を動かし気分転換を図りましょう
  3. 下痢型:香辛料や冷たい飲食物、乳製品、高脂肪食、アルコールは控えましょう
  4. 便秘型:食物繊維の多いものを摂りましょう

お問い合わせ

過敏性腸症候群は潰瘍性大腸炎やクローン病などの合併症を引き起こす事もあり、適切な治療を行う必要があります。長期間続く下痢・便秘症状でお困りの方は一度ご相談下さい。

受付時間

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診 療 時 間 日・祝
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