LCI/BLIを用いた内視鏡検査

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LCI/BLIを用いた内視鏡検査

当クリニックでは、早期発見の為にNBIを用いた内視鏡検査も行っております。
NBIは特殊な青い光で初期がんの特徴的な変化をわかりやすく照らし出すため、通常の光での観察より早期発見につながりやすいと言われております。

がんって怖い?

ヒトががんを恐れる理由

ヒトの一生には必ず最期が訪れます。 誰もが安らかな最期を迎えたいと願っているのではないでしょうか。
例えば、いつものように床に入り、朝を迎えたときには息を引きとっていたというような最期を迎えたいと思うのは私だけでしょうか。

がんの場合はどうでしょう。

ヒトががんを恐れる理由は、辛い、苦しい、怖い、「不治の病」と考えているからに他なりません。間違いではありませんが、それは進行したがんの場合で、「早期のがんはその限りではありません」。

したがって、まず相手(がん)を知る必要があります。

がんは図のように年月をかけて発見可能になります。
早期のがんでは殆ど症状が出ませんから、症状が出てから検査を受けるのではなく、「40歳を過ぎたら」年に一回は「検診」を受けるように努めましょう。

下の写真は、ご本人が痔だと思われ受診されましたが、検査(大腸内視鏡)をしたところ早期がんが見つかり、内視鏡的粘膜切除術(EMR)により入院せず、がんの治療が完了した例です。
早期がんであれば、「簡単に治療可能」ながんもあります。

この様に、粘膜下に局注し病変が持ち上がれば、内視鏡的粘膜切除術(EMR)の適応となります。
偶発症として、出血(0.86%)、穿孔(0.15%)があります。
費用は健康保険3割負担の方で2cm未満の場合およそ21,000円。
2cm以上の場合はおよそ27,000円です。

少しでも気になることがあれば、専門医を受診するよう心がけてください。

内視鏡治療のシェーマ:EMR
出典元:消化器内視鏡ハンドブック