大腸ポリープ
大腸ポリープとは
大腸の内側の粘膜の一部がイボのように隆起してできたもののことを大腸ポリープといいます。大腸ポリープは腫瘍性のポリープと非腫瘍性のものに分けられ、このうち、大腸がんになる可能性があるものは腫瘍性ポリープの腺腫です。
大腸がんは、正常な粘膜から腺腫が生じ、それが悪性化してがんになる場合と、腺腫の状態を経ずに一気にがんになる場合とがあります。このうち、腺腫となった後に大腸がんになるものについては、腺腫のうちにそのポリープを取ってしまうことで大腸がんを予防することができます。
大腸ポリープはほとんどの場合自覚する症状がありません。とくに、小さいポリープの場合は、無症状といっても過言ではありません。大腸がんになる可能性のあるポリープをより早期に見つけるためには、がん検診(便潜血、大腸カメラ)を受けていただくことが重要です。親、兄弟などの血縁関係者に大腸ポリープや大腸がんと診断された方がいる場合、早めに検査を受けることをお勧めします。
※以下は大腸ポリープ切除時の動画です。(全画面表示でご覧下さい)
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大腸がんの予防は早期の段階で大腸ポリープを発見し、ポリープを切除できるかどうかが鍵となります。大腸がんは40歳以降になると発症リスクが高まると言われています。大腸がんで苦しまない為にも40歳を過ぎられましたら、定期的に大腸カメラ検査をお受け下さい。